宮崎工場のジオラマ作家のご紹介
今日は、地元メディアや町内の学校ホームページなどでも取り上げられている、
宮崎工場のジオラマ作家 石田和彦さんをご紹介します。
石田さんは、プラスチック部品の金型修理やメンテナンスを担当しています。
その道40年の大ベテランで、金型で困ったら石田さん!と皆に慕われています。
そんな石田さんの趣味は、「ジオラマ製作」。
職場の休憩所には、石田さんが製作したミニサイズのジオラマが数多く並び、社内で癒しの空間を与えてくれています。
圧巻の巨大ジオラマ
最近では、子供の頃から親しんでいた地元都農駅の「開業100周年」を記念して、昭和40年代の都農駅をイメージした
巨大ジオラマ(縦:約1.3m・横:約2.7m)を都農駅に展示し、大きな話題を呼んでいます。
この巨大ジオラマの製作期間は「3年」。
当時、駅前に実際にあったお店なども再現された街並みが広がり、細部にまでこだわった
車両基地の周りを蒸気機関車(SL)が走っています。
車輪が回る音や、「ボォー」と蒸気が出る音も再現されており、目を閉じると当時の情景が蘇り、
目頭を熱くされるご年配の方も多くいらっしゃいます。
その他、石田さんが蒸気機関車に乗った頃の思い出の写真や、県内で実際に運行していたSLのナンバープレート、
腕木式の信号機や切符など、マニアの方には魅力の貴重な物も含め「都農駅愛」が詰まった品々が約300点も並んでいます。
都農駅の「開業100周年」の巨大ジオラマは、2021年8月31日まで展示しています。
仕事が休みの日には、時々都農駅に足を運んでいるという石田さん。
運良く石田さんがいれば、ジオラマの蒸気機関車や電車を動かしてくれるそうです。
(従業員もそれを狙って都農駅にかけつけています。)
入場無料ですので、ぜひ石田さんの作品をご覧になってください。