ビニールカーテンDIYで空調効率UP!
弊社の工場は、成形フロアや、事務所に冷暖房を完備しています。
しかし、茨城県の冬は寒く、外気が入りやすい阿見工場の成形事務所は、
暖房をつけていてもなかなか暖かくならないというのが悩みでした。
今年の年初も寒く、社長からビニールカーテンで部屋を仕切ってみては?という提案を頂き、
ビニールカーテンを設置することになりました。
自分たちで設置しよう!
気になるのは予算。専門業者の方に頼むと10万円程度はかかるとのこと。
今回設置するスペースは幅3mほどで小さいものの、結構な費用がかかる気がします。
なるべくコストをかけずに、自分たちで設置する方法を考えよう!ということで、安価にカーテンレールを設置する方法を検討することになりました。
ビニールカーテンには色々な種類と機能がある
調べてみると、生地の厚みから、耐候性や、強度といった機能面まで、色々な種類があることがわかりました。
例えば、太陽光・雨風に強い対候性の屋外向きのものや、摩擦などで発生する静電気を防いでくれる帯電防止用のものなど様々です。
今回の設置場所の特徴から、条件をまとめると、
・透過性はどちらでもよいが、カーテンの向こうが全く見えないのはNG
(成形事務所の隣は、作業スペースとなっており、作業者が見えないのは望ましくない)
・帯電防止や、防炎、防音などの機能は無くてもよい
・屋内なので、対候性の機能も不要
となり、特別な機能は不要で、あくまで仕切るだけのカーテンで良い、ということになりました。
ビニールカーテンの生地感は手に取って確かめたほうがよいので、インターネットで何枚かサンプルを注文し、実際に生地感を確認しました。
ビニールシートの厚みは0.3mm・0.5mm・1.0mmの3種類ありました。
0.3mmはペラペラで少し不安、1.0mmは厚みもしっかりしていて丈夫そうですが、価格が高くなるため、
間をとって0.5mmの生地に決定!
部材はどんなものが必要か?
必要な部材はこれだけです。
部材 | 仕様 | 購入先 | 費用 |
ビニールカーテン(送料込み)0.5mm | 高さ257cm 幅287cm | 友安製作所 | 22,556円 |
カーテンレール | D30レール3mスチール | 楽天市場 | 4,057円 |
ワンタッチランナー | D30ワンタッチランナー | アマゾン | 2,530円 |
キャップストップ | D30キャップストップ | モノタロウ | 338円 |
合計 | 29,481円 |
ビニールカーテン、カーテンレールは設置場所に合ったサイズにするため、サイズオーダーで注文しました。
どれもインターネット通販で注文しています。
ホームセンターでも買えますが、インターネットの方が安く買うことができました。
いざ設置!
部材がそろったので、いざ設置です。
カーテンレールは天井にねじ止めします。
ネジで固定した後にワンタッチランナーをレールに入れます。
カーテンのリングにワンタッチランナーを付け、最後にレールの両端にキャップストップを付けて完成です。
作業内容はたったこれだけ。
作業人数は2人で、設置作業も含めて30分程度で完成しました。
暖房効率が格段に良くなり、暖房温度を下げても快適になりました。
夏場も効果を発揮するはずです。
冷暖房効率を上げることは、省エネ・節約にもつながります。
ぜひ皆さんも試してみてください。